前を向いて

こんにちは。
愛犬が旅立って一ヶ月が経ちました。

今は自宅の仏壇に義祖父母、義母の写真と共に並んでいます。きっと、生前可愛がってくれたみんなと一緒に過しているのでしょう。

ペットが亡くなってしまったら

悲しい気持ちで心が押しつぶされそうになりますが、これまでの感謝の気持ちを込めてお別れの準備をします。

まずは、愛犬の体のお手入れをします。お顔周りや体で汚れている箇所があればウェットティッシュ等できれいに拭き、目は開いていたら瞼を閉じてあげましょう。ブラッシングで毛並みを整えます。ここで手元に残したいと思い愛犬の体毛を少しカットしました。

保冷剤を入れたタオル等の上に愛犬を安置します。頭は保冷剤を芯にタオルを丸めて枕にしました。体全体にブランケットをかけます。腐敗が進むので、なるべく外気に晒さないようにした方が良いそうです。

火葬まで時間がある場合、体液がでてしまう事もあるので口や肛門等に詰め物をしたり、ビニール袋でくるんであげましょう。

火葬から納骨まで

ペットの火葬と納骨は以下の3通りが考えれるかなと思います。
1.公営斎場で火葬
2.近隣のペット霊園で火葬
3.訪問火葬(移動式火葬車)による火葬

主人が色々調べて決めたのは、訪問火葬の「ペットの旅立ち」さんです。

当日夜の火葬の予約ができました。
予約ちょっと前に訪問火葬車が自宅に到着。一見、普通の車のようです。担当者はとても優しそうな方でした。

いくら動物が大好きでも、お別れのお手伝いをお仕事に選ばれるのだから並大抵の思いじゃ務まらないよねと主人と後で振りかえって話したことを思い出します。

「セレモニープラン」でお願いしましたので、お線香をあげる台を設置していただき愛犬とのお別れの時間を取ることができました。

火葬するために発電機を作動するため大きな音や煙が出ます。住宅が密集している場合は、少し離れた場所に移動し火葬しますが、自宅周辺は家もまばらなので駐車スペースで火葬しました。

お手向けにお花といつも使っていたブランケットを入れました。ずっと立ち合いはできなかったのですが(プラン外だったので)担当者のご厚意で出棺のお見送りまでさせてもらうことができました。いよいよの時は本当に胸が潰れるような気持ちになりました。

自宅で火葬が終わるまで待ちます。発電機の音が小さくなり終わったんだなと。。担当の方がお骨上げの前に骨の状態とどこの骨か教えてくださいます。頭蓋骨は綺麗に残っていました。

晩年、後ろ足が弱っていたのでやはり骨も弱々しかった。本当に頑張って生きてくれたんだねと改めて愛犬に感謝の思いでいっぱいになります。小さな骨壺に納まった愛犬。ここまで1時間半ほどでした。

私の実家でも2匹の猫たちを見送りましたが、学生だったり自宅から離れた場所で就職したりで火葬には立ち会ったことがありませんでした。ペットの訪問火葬は今回が初めてです。担当の方には本当に私たちの気持ちに寄り添っていただき愛犬の旅立ちを見送ることができました。