こんばんは。
風に乗ってふわっと香る金木犀の香りに秋の訪れを感じます。
先週、うちの高齢犬が旅立ちました。突然のことでまだ実感が湧きません。
ここ数ヶ月は寝たきりでしたので、いつものそのままの姿で息を引き取っていました。
でも、不思議なことに亡くなる前日は気持ち良さそうに小さないびきもかいていて。午前2時過ぎには、久しぶりに鳴き声をあげたのを覚えています。
最近の体調から考えれば、そんな大きな声を出せないはずなんですよね。今まで聞いたことのないはっきりとした鳴き声。今思えばさよならを伝えていたのかな。。
主人が起きて様子を見てお水を飲ませました。1時間ぐらいそばにいたそう。その数時間後、朝6時頃には冷たくなってしまった。主人は今もそのことを悔やんでいて、お水をあげすぎてしまったせいで死んでしまったと。
後から思えば、これもあれも悪かったのかなと色々と考えを巡らせてしまって落ち込むばかりです。でもね、今更そう思っても生き返らない。そうわかっていてもくよくよしてしまう。いつも居たのに、今は空っぽになってしまった場所を見つめてしまう。
19年間、小型犬としては超ご長寿な一生でした。最晩年は両目の視力を失い、足も悪くして寝たきりになったけれど、その小さな体で精一杯生き切った。毎朝6時、毎夕6時にごはんをねだって吠える声が今にも聞こえそうだよ。
私たちと一緒に生きてくれて楽しい思い出をくれてありがとう。どうか天国で安らかに。